最近読んだ本がこれ↓。
ガーシーの本。
ガーシーについては、NHK党で話題になっていたから聞いたことはあったけれど、何がどうしてこの人が話題になるのかはさっぱり知らなかった。
今回、KindleUnlimitedで読み放題の対象になっていたので読んでみた。
本を読み終えての感想は、「ぼくは今のままでいい」ということ。
本の内容はこれまでのガーシーの人生を振り返ったもの。一言で言って波乱万丈。
ひたすらにしゃべりが得意でモテまくり。
様々な仲間と店を立ち上げたり、その縁で芸能人と知り合い、アテンダーとして活動の幅を広げる。
アテンダーとは、芸能人の黒子みたいなものだという。その関係で表にできない芸能人の裏の事情を知り尽くしており、それで暴露系ユーチューバーを始めたらしい。
ガーシーは本の中で、芸能人も所詮人、遠く離れた星の人ではないと語っているが、ぼくからすればガーシーも含めて遠い星の人のようにしか思えなかった。
そんなガーシーの人生を見ていると、全然あこがれも羨ましさも湧いてこない。
波乱万丈の中でしか生きられない。そんな生き方がしたいとは微塵も思わない。
今の自分。いずれ隠居したいと思っているけれど、今の時点でほぼ隠居している。そんな生き方に、ぼくはどれだけ満足しているかを、改めて思い知った。
この感覚は、以前に読んだ叶恭子さんの「トリオリズム」を読んだときと同じ。
愛とセレブの中で生きる彼女の生き方には、どこにも憧れるものが無かった。
『自分は今のままで良いのか?』
そう思った時、自分と正反対そうな人の生き方を観察してみる。
そこに憧れが無いとき、ぼくは今のままでいいんだと再認識できる。
興味のある方は読んでみてください。どちらもKindleUnlimitedの読み放題対象です。
それではまた。
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