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『何』に感謝しているのか分かっていなかった自分

雑記

最近とある本を読んだ。

本のタイトルは、『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則』

著者は村松大輔氏。

簡単に本の内容をまとめると、『引き寄せの法則』を科学的に解説している。

正直言って、今のぼくの経済状況は決して良くない。まだ余裕はあるが、そう長続きはしない。そんな状況を打破したくて、この本を手に取った。

著書では、量子力学とは何か?から始まり、なぜ願えば叶うのかを科学的に解説していく。

その著書の中で、特に心に強く響いた箇所を紹介させていただく。

「ありがとう」という言葉は、それまで口癖のように言ってきました。でも私に「ありがとう」が返ってくることはありませんでした。…当時の私は、単なるセリフとしてありがとうの言葉を発しただけで、表面的なものでした。

振り返ると、ぼくも「ありがとう」という言葉はよく使っている。だけどその「ありがとう」は上滑りで、そこに気持ちは無かった。

どうしてそうなのか。

それは、『何が』ありがたいのかを考えていなかった。壊れたオルゴールのように、ただの音としてのありがとうでしかなかった。

ありがとうという言葉に気持ちを込めるには、何に対して言っているのか、それをはっきりさせないといけなかった。

「楽しくおしゃべりしてくれてありがとう」
「こんなおいしいパンを作ってくれてありがとう」
IHコンロに向かって、「温かい白湯を沸かしてくれてありがとう」

ありがとうだけではただの音に過ぎないが、何に感謝しているのかを含めることでそれはメロディーのようになる。そんな気がした。

感謝している理由を含めて言葉にし、感謝する。それだけで、明らかに言葉に気持ちが乗るようになった。

なにせ、気恥ずかしい気持ちになる。「ありがとう」だけなら平然と言えるのに、理由を付け加えるだけで一気に言いづらくなる。

でも、だからこそ意味があり、効果がある。そう思った。

「〇〇してくれてありがとう」

きちんと、何に感謝しているのかを言葉にして伝えていく。

量子力学とは何なのかという知識を与えてくれたこと、
願えば叶うことを科学的に解説してくれたこと、
自分のこれまでの「ありがとう」がどうしてダメなのかを教えてくれたことを、
この本に感謝したい。

こちらの本は、KindleUnlimitedの対象となっているので、サービス登録者なら読み放題なので是非読んでもらいたい。

また、耳で聞く『Audible』の対象でもあるので、そちらでもオススメしたい。

それではまた。

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