前回、集りに集りまくったコバエたちを密封対策でなんとか追い払うことに成功しました。
しかし、相変わらずキエーロからは悪臭が立ち込め、開封状態にしてはまたコバエに集られてしまう。
なので、次はこの悪臭をなんとか処理しようと試みました。
悪臭は、土が湿りすぎて生ゴミが分解されずに腐っていることが要因だと考えました。
土を確認すると、こんな感じ。
移植ベラをまっすぐに立てた状態でも、土がごっそりくっつき離れません。いかに土が乾いておらず、湿っているかが分かります。
前回の記事では最後の方でシートに広げるなど土を乾燥させる方法を述べていましたが、そのためには物を買い足さないといけません。ミニマリストゆえ、できればそれは避けたい…
というわけで、手持ちの物で乾燥させるようにしました。用意したのがこれ↓
使うのは、無印の柔らかポリエチレンケース(小)。本来は冬物の小物を入れていたのですが、しばらく彼らにはどいていただき、しばしキエーロの乾燥の役目を負ってもらう事にします。
やり方は簡単。ケース(小)にも土を移し替え、少しでも空気に触れる面積を増やして乾燥を促す。それだけ。
そして日中は開封状態にしてどんどん水分を飛ばし、気温が下がる夜間は蓋をして密封状態にする。日中は何度か土を掘り返して、とにかく全体的に乾燥を目指す。
それを悪臭が無くなるまで繰り返しました。
それから5日後。やっとキエーロはあるべき姿に戻ってくれました。
土は乾燥し、移植ベラにべったり付くようなことはありません。
土から悪臭もしませんし、ビニール袋を外して開封状態にしても、コバエが集りまくることもなし(1~2匹はさすがにいますが)。この5日間は晴れが多く、空気もあまり湿っていなかったのも大きいですね。
実に1か月にも渡るコバエと悪臭との勝負に決着がつきました。感慨深いです…
さて、今回土の乾燥に大いに役立ってくれたケース(小)。
せっかくなので、彼にはこのままキエーロの手伝いをしてもらう事にしました。
その内容は、生ごみを入れるときに乾燥した土の仮置き場。
どうもぼくは大雑把なので、乾いた土と生ゴミが混ざった土を分けた状態にできず、ごちゃ混ぜにしがちです。そのせいで、生ゴミの混ざった土が表層になってしまいコバエが集るのもしばしば。
キエーロは表面に乾いた土を置くことで悪臭が外に漏れるのを防ぎます。なので、いかに乾いた土を維持するかが肝。これまではケース内で乾いた土をどけていましたが、自分の不器用さではそれは無理と判断。
なので、今後は乾いた土を別ケースに分けることにします。そうすれば乾いた土を区別・維持することができるはず。大雑把には大雑把なりの方法を考えないといけませんね。
これでやっと、キエーロが生ゴミを入れるだけに落ち着けそうです。
あとは置き場所を奪ってしまった冬の小物たちの新しい場所も作らないと。
それではまた。
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